自転車の練習方法
運動が得意な子って小さいときから動きが違うんだなと最近しみじみ感じています。
仲の良い男の子は本当に俊敏で、どんな運動もなんなくこなします。すでに逆上がりも出来ていて、その逆上がりも自分より高い鉄棒だろうと軽々と出来てしまう程。どこにも力なんて入っていないかのようにクルンと回るのです。自転車に乗れるようになったのは3歳。
それに対して6歳の長女は運動が苦手です。
足も遅く、縄跳びや鉄棒の前回りはたくさん練習しました。
幼稚園では逆上がりの練習も始まっていますが、腕の力も駆け上がる力も弱いのでまだまだ無理だろうな、という印象です。
ですから自転車も正直小学校に上がってからかな、と思っていましたが、6歳になる前になんとか乗れるようになりました。
よくネットで見かけるような1日乗れましたや練習たった3回で乗れるようになりました、なんて簡単なものでは当然ありませんでした。
今年の春に補助輪を外し、不安定ながら乗り出しもできるようになったのが7月。
毎日練習していたわけではないのもありますが、数ヶ月かかっています。
それでもすごいことだなと親ながらに思いました。
ストライダーは必要?
我が家には写真のようなストライダー等のペダルなし二輪車はありません。
小さい頃から乗っていると自転車に乗れるようになるのも早いと言いますよね。
2、3歳でスイスイ乗りこなしているのを見ると買ってあげればよかったのかぁと思いました。現に乗っていた子は乗れるようになるのが早い気がします。
自転車の練習
長女は3輪車から始まり去年の夏に補助輪付き自転車を購入しました。
練習時は補助輪以外にもストライダーのようにペダルを外して足で蹴るように進むとバランス感覚が養われると聞きましたが外すのが手間だったので補助輪のみ外しました。
まず足で蹴りながら進むところからスタート。補助輪に慣れすぎていての怖さもあり、なかなか長く乗ってくれませんでした。
写真のようにサドル部分に取っ手がついていて練習に便利かなと思いましたが思ったより短いので倒れそうになったところを支える、というのは難しかったです。
そこでしっかり練習する時は違う自転車を借りることに。
交通公園にある練習用の自転車です。後ろに長い持ち手がついているので支えやすく、倒れて怪我をする、ということがだいぶ減りました。
小さな補助輪付き自転車もあったので次女はそちらに乗って楽しんでました。
低価格で自転車が借りられますし、進行方向が決まっているので練習にぴったりの場所です。
少しずつバランスが取れるようになったら漕ぐ練習。
最初のうちはペダルを一周できずに止まっていました。
怖さがあるとハンドルを持つ手も不安定になるので余計に自転車が揺れてしまいます。
また、気分が乗らない時に続けても身につきません。長女は飽きっぽいので飽きたらやめる、で何度も通いました。
自転車は不思議ですよね、乗れるようになるともう倒れないのですから。
何度か練習を重ねたある夏の日、そろそろ帰ろうかという時に急に少し倒れず漕げるようになりました。
そうなるとあっという間。グイグイ進めるようになり、直進であればずっと漕げるように。
その後決まった足から漕ぐ乗り出しを何度も練習し、止まる時はブレーキ。
長女は足でブレーキをかける癖が抜けないのでそこを指摘しつつ練習を重ね、緩やかなカーブも乗れるようになりました。
乗り出しはまだ少しふらつきますが、練習時のように派手に転ぶことがなくなりました。最後には私も大人用自転車を借りてついて行きましたがそれでも安心して見ていられました。
今ではおじいちゃんの庭の砂利道でも乗ることができます。
練習の季節
練習の季節は断然春か秋がおすすめです。
春から初めてなかなか乗れなかったので夏までかかりましたが、ある程度乗れるようになると走って後ろをついて行くことになります。
汗だくになって一生懸命自転車を追いかけました。
冬は着込んでいるので動きづらいでしょう。
何かを上達するにはやはりやる気が一番大事です。
やりたい!と思った時にやらせてあげる、無理はしない。
それが大切ですね。
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